長期保存食としての梅干も、近頃は食文化の変化と共に様変わりしました。
世界から多種多様な食文化が入り込み、日本食も、当然多様となりました。
子供の頃から”すっぱい・しょっぱい・苦い”を体験しないでいることも珍しくない時代となりました。
しかし、最近では変わりつつあるようです。
おばあちゃんの味、すっぱい梅干しが食べたい!
暖簾をくぐって、若い方のお話には、とても感動してしまうこともあります。
昔ながらでも、愛される味もある事です。
本来梅干は、賞味期限はあれども、消費期限はいつまで続くのでしょうか?
3年、5年、10年、そして20年と人間の成長のように梅干も成長し、
円熟してゆきます。
にがり(海水に含まれるミネラル成分)を含む塩もまた、梅干をまろやかに、そして美味にします。健康であることは、自然であることだと、梅干が教えてくれるようです。
昨今のダイエットや健康に対して塩分制限など、意識が高まる中、私達が自分の力で健康や延命を守りそして願うのであれば、自然であることや、無理をしないことなどの大事さを梅干を通して感じます。
お客様のお声も、忘れてはならないと!
ご家庭でおばあちゃんが漬ける梅干の味が、当店の自慢、そして未来へ
引き継がれる梅干が愛される時代がいつまでも続くと幸せかなと思います。
美味しい梅干をご家庭にお届けしたい気持ちで梅干を販売しております。
これからも”UMEBOSHI”を食文化に残してゆきたいと願っております。
藤屋商店